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設 計

「ポールアンカー100型-V」は戴荷試験を実施し、道路附属物の基礎としての性能を評価したものです。

地盤から決まる押込み極限支持力

実験の結果表 地盤から決まる押込み極限支持力の計算式

ここに、

ud : 地盤から決まる杭の極限支持力(kN)
: 杭先端の有効面積当たりの抵抗力度(kN/m2)。ただし、摩擦杭で先端抵抗力を期待する場合、杭の根入れ長は杭径の12倍以上有しているものとする。
: 杭先端の有効面積(m2
: 杭の周長(m)
L i : 周面抵抗力を考慮する層の層厚(m)。ただし、摩擦杭で先端抵抗力を期待する場合、杭先端から上方2 は考慮しないものとする。
: 杭径(m)
i : 周面抵抗力を考慮する層の最大周面抵抗力度(kN/m2)
抵抗力度 地盤 提案する推定式
周面抵抗力度
i ( kN/m2
砂質土 2 N ( ≦ 50)
粘性土  または 8 ( ≦ 50)
: 標準貫入試験から得られる

地盤から決まる極限回転抵抗モーメント

実験の結果表 地盤から決まる押込み極限支持力の計算式

ここに、

ud : 地盤から決まる極限回転抵抗モーメント(kN・m)
Di : 周長低減率
: せん断面の直径(m)
: 回転抵抗を考慮する深さ(m)
: 粘着力(kN/m2
αpt : 回転抵抗における水平地盤反力度の上限値の補正係数
γ : 土の単位体積重量(kN/m3
: クーロン土圧による受働土圧係数
Φ : :土のせん断抵抗角(゚)

参考文献) 載荷試験による道路標識等の杭の回転抵抗特性の評価,土木研究所資料第4226号, 2012.