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4.接地設計

8)設計例

長年、接地工事を行っていると “とりあえず接地棒を10極打ち込んだが抵抗値が取れない。さらに追加工事をしてもダメ。更に追加して・・・”といった具合に行き当たりばったりの手順で施行したため、無駄なコストをかけてしまったというケースを良く耳にします。
こんな時、事前に調査・設計をしておけば、このようなトラブルを回避できると共に、結果として無駄なコストをかけずに済むこととなります。

ここで、第3章で解析した大地パラメータ(図4−10の点線内)を使って接地設計を行った結果を以下に示します。
ボーリング工法で施工する場合はφ66×14m×1極(埋設深度0.75m)で10Ω以下(9.77Ω)の抵抗値が取得できます。一方、棒状接地(φ14×1.5m)の打込み工法(多極並列)の場合、2m間隔にて39極(9.77Ω)が必要となります。
このような状況では、どちらが効率的な工事が出来たと思いますか?事前に調査・設計を行うことにより、計画段階から双方の接地規模を把握して検討できるため無駄がありません。

図4−10 接地設計例