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4.支線アンカーの運用

Q.409 (80型)アンカーの支線角(引張角)は?

支線アンカーは、一般的に支線角が45゚〜65゚となるように設置することを前提としております。当社のチコーアンカー80型カタログに記載する耐張力試験結果は60゚角度引き(関東ローム層のそれぞれのN値)で実施したもので、支線角が45゚〜65゚に設置された場合、概ね同様な試験結果となることを確認しております。
なお、それ以外の支線角や前提条件以外(例えば、支線角90゚や法面等)の状況下の耐張力については、地盤によって異なることから、どれくらい低減するのか明確にお答えすることができません。そのため、前提条件(平地で支線角が45゚〜65゚)以外に設置するアンカーについては、実際にアンカーの引張試験を実施し、耐張力をご確認することをお勧めしております。

図17 耐張力の確認方法の1例

図17 耐張力の確認方法の1例