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よくある質問
Q2.ポールアンカー100型-V(鋼製杭基礎)は、直接基礎(コンクリート基礎)と比較してどうなのですか?
以下に従来工法である直接基礎(コンクリート基礎)との比較をしてみました。施工時間・施工スペース・地下埋設物対応等いずれの項目においても、ポールアンカー100型-Vは優れており、効率的・経済的ということがお分かりいただけると思います。
- ※標準地盤(N値10)においてF型標識柱(板サイズ2.2m×2.8m)の基礎を施工する場合

ポールアンカー100型-V
(鋼製杭基礎)
(鋼製杭基礎)
- 施工時間 : 約 5時間
- 掘削面積 : 約 0.6m2
- 発生残土 : 約 0.4m3
- 地下埋設物への対応 : ◎
(※埋設物を迂回や撤去させることなく偏心基礎にて対応可能です。)

直接基礎
(コンクリート基礎)
(コンクリート基礎)
- 施工時間 : 約10日間
- 掘削面積 : 約4m2
- 発生残土 : 約6m3
- 地下埋設物への対応 : △
(※変形基礎にするか、埋設物を迂回や撤去させ、最悪の場合、建柱をあきらめることもあります。)
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1.掘 削 掘削面積が小さく深さも1m未満なので、発生残土は少量で済みます。また通行障害等、周囲へ与える影響も大幅に軽減でき、作業も楽です。 |
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2.打ち込み 自走式タイヤユンボの重機にバイブロを取付けて打込みをするため、短い時間で施工が可能です。 |
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3.完 成 打込み終了後、すぐに上物の建柱が可能です。短い工期で、時間・手間・人員・経済性いずれにおいても効率的です。 |
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1.掘 削 掘削面積が大きいため、作業に時間がかかり、多量に発生する残土の処理も容易ではありません。 |
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2.型枠製作 基礎の固定は大量のコンクリートに依存します。このため大きな型枠の製作が必要となってきます。 |
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3.砕石・型枠 大きく掘り下げた上で、砕石・型枠作業を行うので、この作業も重労働となってしまいます。 |
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4.生コン打設 鋼製杭基礎とは異なり、大量のコンクリートが必要となってきます。 |
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5.養 生 鋼製杭基礎の場合とは大きく異なる工程です。コンクリートが大量なだけに約4〜5日間の養生が必要で、通行障害等、周囲への影響もそれだけ大きくなってしまいます。 |
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6.埋め戻し・転圧 養生後、型枠を外したのち、埋め戻しを行い転圧作業が必要となり、作業効率も悪くなってしまいます。 |
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7.化粧仕上げ |
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8.完 成 施工から10日以上経過してやっと完成。時間・手間・人員・経済性いずれにおいても非効率と言わざるをえません。 |
そうなんだ。ポールアンカー100型-Vは、まさに都市型の理想的な基礎工法なんだね!