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8.接地工事の歴史

1）世界初の接地工事

世界で始めて避雷針を発明した人物として知られているベンジャミンフランクリン（アメリカ合衆国の政治家）。現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている人物です。 1752年に凧揚げの実験で雷が電気的な現象であることを明らかにし、その後、自宅に避雷針を取り付けたという話は有名です。この避雷針の発明話は有名ですが、避雷針だけで雷保護ができるわけではなく、外部雷保護システムとして避雷針、引下げ導線、接地極が有る事で成り立っています。つまり、世界初の接地工事はこの時であったと思われます。