3.大地抵抗率の調査・解析手法
1)調査方法の種類
接地抵抗は大地抵抗率の値に大きく左右されます。そのため、接地工事を行う場合は、あらかじめ施工場所の大地抵抗率を把握しなければなりません。大地抵抗率の調査手法には、主に以下の方法があります。
- 試料による測定
- 補助電極からの逆算法(逆算法)
- 電気探査(四電極法)
- 電磁探査法
- 電気検層法
当社は、これらの中から施工条件や要求性能に応じて“補助電極からの逆算法(逆算法)”と“電気探査(四電極法)”を主に使い分けています。 何れにしても、この調査業務は、効率的な接地工事を行うためには避けて通れないものであり、工事の計画段階で実施する最優先事項といっても過言ではありません。
