接地(アース)のことなら日本地工におまかせください。

日本地工株式会社 接地専門サイト

3.大地抵抗率の調査・解析手法

7)ρ-a曲線図の解析

ウェンナーの四電極法によって得られた総合大地抵抗率は、“測定用の電流が浸透した深さまでの平均的な抵抗率”を示しています。実際に接地設計を行うには、得られたデータを解析して“各層厚毎の大地抵抗率”の形に置き換える必要があります。このように、ρ−a曲線図のデータを解析によって数値化したものを“大地パラメータ”と呼んでいます。なお、一般的な解析手法には、Sundbergの2層標準曲線やHummelの補助曲線を併用した方法があります。しかし、これらの方法は手作業であり、どうしても個人差が出易くなります。そこで、当社では複雑な多層構造のρ−a曲線図でも容易に解析可能な“高性能解析ソフト”を採用しています。

図3−9 大地抵抗率解析ソフトによる解析結果・図3−10 大地パラメータ