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4.接地設計

9)安全率の設定

接地設計では、“接地抵抗は変動する”ということを考慮しなければいけません。
接地抵抗の変動には、周期的な変動を示す“季節変動”と、ランダムな変動を示す“経年変化”の合成で成り立っています。また、これらの抵抗値の変動分に加え、調査位置と施工位置のズレなども接地設計に加味していかなければなりません。当社では、規定抵抗値に抵抗値の変動、施工方法、現場毎の環境などに合わせた最適な安全率を掛けて接地設計を行っています。このように、当社の接地設計は長年にわたり培われた知識と知恵が多く生かされています。

図4−11に当社が長年にわたり接地抵抗を観測したデータの一部をでご紹介します。なお、このデータは関東平野の一部で測定されたもので、全国的に同様の数値を示すものではありません。

図4−11 接地抵抗の変動例(2001年〜2005年)